ヤギ山通信 その161 こつぶマンパワー!

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うちはマンパワーの仕事が多い。
それは、重機が入れないような場所だったり、
ちょこちょこした小さい畑が点在していたり、
なんせ昭和30年代のポンコツじいじトラクターしかないから
無理させられないし・・必然的に体を使った方が早いということに。

だから、夏休み中の子どもたちの働きは、
その目を見張る成長とともに、アテにするなというほうが無理(笑)。
助かる・・
ありがたい・・
3つのこつぶは、すでに大人一人前です。

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雨ばかりで伸び伸びになった牧草は扱いにくく、
しかもこの暑さの中の作業・・
へばるかと思いきや

1番牧草2015(6)_R
意外と鼻歌交じり♪
本当に助かったこつぶくんたち。

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ご褒美は、毎年恒例の「だあ~れもいない海水浴」。
今年はばっちり引き潮だったので、心配なく遊べました。

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そこまで泳ぎは得意じゃない道産子くんたち。
あれ?泳いでいるのは・・ケイスケです(笑)。
愛知県出身で、島根の高校時代はほぼ毎日海へ行っていたとか。
私も海は大好きですが、北海道の海は冷たくて~。
なかなかずっとは入っていられません(涙)。

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これも恒例の「海でラーメンを食べる」。
ここで作って食べるのが、毎年のごちそう。

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ありがたくて賑やかな夏休みが終わり、
また日常が戻ってきます。
子どもたちと思いっきり遊ぶ時間、
思いっきりヘトヘトになって仕事する時間、
なんだかキラキラした夏休みでした。

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さあ~て、これは初収穫なるかの例の果樹です。
今になって○○病やら○○○トリバやらの被害が・・!
この続きはまた次回に。

ヤギ山通信 その160 71年前の夏を想う日

家族写真 2014・7月 008
子どもの頃、東京の夏空の下、
飛行機の音が無性に怖かった時があった。
「はだしのゲン」を映画で観たからだった。
どう受け止めていいかわからない、ほんの数十年前の歴史は、
子どもの心の中に重く残り、今でも夏になると思い出す。

でも、私が消化できなかったのは、正しい歴史を教わってこなかったからであり、
自分たちの問題として続いていたのだということを考える時間を
与えられなかったからだということが後でわかった。

「人が落とさなかったら、原爆は落ちてこない」
(広島のピカより・・)
本当にそうだ。
だから戦争は人が止められるんだよ。
止めなくちゃいけないんだよ。

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戦争によって、無差別に沢山の子どもたちが亡くなったことを知り、
怖がる子どもたちにそう話し、みんなで近所の大信寺さんの鐘をつきに行った。
8月6日 8時15分
8月9日 11時2分
「平和の鐘をつくからおいで」と誘ってもらって、
みんなで鐘をつき、祈った。
この日、何があったのか、みんなで話した。

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5年生のユウサク。
夏休みの課題、読書感想文。
「広島の原爆」
文=那須正幹、絵=西村繁男
ちょっと難題のようだけど、自分から進んでいるユウサク。
鐘をついたことは、何か彼の心に響いたみたい。
私の心にも・・。
子どもの頃、どうしていいかわからなかった感情が、
自分の子どもたちの心とシンクロして整理されていく。
大人と一緒に考えて、知って、話し合う。

ピースウォークと夏休み2015 (2)_R
そして行動する。
今、自分たちにできることは、その責任を果たすこと。
重い責任だけど、大事な責任。
たった71年前のことは、今生きている私たちへと続く道、
そしてこれからも。







ヤギ山通信 その159 うれしい畑

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畑に足を運ぶのが嬉しくなってきました。
天候不順で、1か月以上まともに太陽を見ていなかったけど、
本州が梅雨明けした途端、急に来た夏。
「梅雨明け10日は晴れる」
本当にそんな感じ。
急に暑くて父ちゃんはすでにバテ気味だけど、
暑さが恋しかった私は、汗をかいて畑にいることが嬉しい。
きっと野菜たちも。

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ピカピカなズッキーニ。
みんなの朝食&おやつのラズベリー。

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右側の草ボーボーの下にはジャガイモ。
収穫した部分にはこれから大根を蒔く。
(もちろん新じゃがは毎日食卓に!うまい!!)

「秋大根は、お墓参りの帰りに蒔く」(8月10日前後)
という、この辺の人たちの言うとおりにすると上手くいく。
これ、地の野菜を作る基本。

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右はソバ。
来年新しく始める畑に蒔くための種採り用。
雨が多くて少し倒れたけど、何とか採れるかな。
真中は秋人参。
左は大豆。
受粉して実がついてきたのを確認。
ホッとする・・大事なわが家の味噌を支える豆です。

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手ありのさやインゲンたち。
これから毎日採れる。
右は黒千石、これも種採り用。
来年から本格的に作ります。

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ミニトマトと加工用トマト。
「とれちゃってゴメンナサイ栽培」をトマト農家さんに教えてもらって実践。
わ~・・なんか採れそう。
今までと樹勢が全然違う。
ほとんど芽かきをしません。
左側はカボチャ。
うちはカボチャがないとヤバイ。
それくらいみんな大好き。
おなかいっぱいになるしね(笑)。

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きゅうり。
北海道の露地ではやっと今が収穫期。
でも、やっと夏だから今なんだよね。
切らないでそのままかじるのが一番おいしい。

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アスパラ。
種から育てて、増やし中。
越冬して、春に畑からちょこんと出た芽はかわいい。
「おお、よく頑張ったな」と言ってしまう(笑)。

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ニラ。
これも春先に有難い野菜。
アヒルの卵で作るニラ玉は絶品。
(うちではアヒルを飼っています)

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暑さを忘れるホッとするひと時。
それは畑の合間に見つける・・
一瞬ですぎていく夏。
土の上に居られる幸せ。
育てることから収穫の時期へ。
やっぱり畑はうれしいなあ。

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畑半分。
遊び半分・・の子どもたち。
いやあ、十分でしょ。
うちのきゅうりが美味しいのを知ってるんだから(笑)。





ヤギ山通信 その158 心が揺さぶられた写真

牧場 山羊
束の間の晴れ間。
いつもと違うアングルからの写真。
(仙台の佐藤商店さん撮影)
青空にグッときちゃって送ってもらいました(笑)。
長い長い梅雨明けはもうすぐかな。
待ち遠しいです。

さて、本題の写真はこちらでした。
中筋純写真展 表

中筋純写真展 裏
うちのチーズの常連さんの同級生ということでご紹介いただいていて、
このチラシを見たときから行きたいと思っていました。
そして先日、雨だったのでみんなで見に行くことができました。

上のチラシ表は和歌山ですが、函館では7/22~27。
この後札幌で8/2~7日。
横浜で8/30~9/4。

館内の写真撮影は全てOKで、「ご自由に」と書いてありました。
カメラ持っていなくて記録できずだったのですが、
中筋さん本人と出会えたこと、
展示してある写真に圧倒されたこと、
そして心が揺さぶられてしまい、
「ああ、今日来られてよかった」
そう思えただけで十分でした。

チャルノブイリから30年。
福島の原発事故から5年。
その対比と、風景が教えてくれる意味。
それでも植物たちは大地を覆いつくす。
その土地を浄化しようとするかのように。

「人間の勝手」は、もうこの辺でやめて、
自然の仲間たちと手を携えて生きることを
考えたらどうだろう。
きっと大地はこうやって迎えてくれるんじゃないだろうか。

チェルノブイリ半径20キロ圏内に残った老婆の写真が印象的だった。
収穫したジャガイモを手に、澄んだ青空を仰いで微笑む姿。
この人たちは「豊かな経済」なんて望んでいるわけじゃない。
暮らしていけるだけの畑と家があれば、
きっと幸せなんだ。

美しすぎる村の木々と空が忘れらない。

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「旅のお供にチーズを・・」
と立ち寄ってくれた中筋さん。
ありがとうございました!


ヤギ山通信 その157 お客さんラッシュ!

山田農場としては珍しく、
pen
Hanako
danchu
3つの全国誌に載せてもらいました。
どれも旅特集。楽しそうです
そのおかげか連日のお客さんラッシュ。
と言っても、この山の中の農場までわざわざ足を運んでくださる方は
タイヘン貴重な方々ばかりなので、いつもより少し多くても
「お客さんラッシュ」と言ってしまうのですが(笑)。
ありがたいことです。

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さてこの方は・・近くの農家さんではなく、
仙台の酒屋の
佐藤商店さん。
(佐藤さんの報告のブログ、必見!感動です)

毎年チーズをお送りし、大事に販売してくださっている酒屋さんです。
大変忙しい中、時間を作って足を運んでくださいました。
昨年訪ねてくださった時に
「今度酒でも飲みましょう!」という約束をし、
今夏、約束を果たしに作業着持参で(笑)来てくださいました。

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この日はまだ学校があったので、3男のハルサクと一緒にべりー摘み。

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「おじさん、こうやってとるんだよ」
「おじさん、このラズベリーうまいから食ってみな」
「おじさん、面白い顔して~ひゃひゃひゃ、変な顔~!」

佐藤さんちにも3人の男の子がいるそうで、
男の子の相手はお手の物。
夕方には温泉まで連れて行ってくれました。
感謝・・。

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夜には佐藤さんのお土産ワインで、
クルトワの希少な貴重なワインをいただき、
わが家のチーズと、山羊&ヒツジのソーセージでおもてなし。
こうやって共に過ごせた時間が宝物です。
野生酵母でワインを作ること
自生乳酸菌でチーズを造ること
無農薬で米・野菜を作ること
天然酵母でパンを焼くこと
そして、それらを心を込めて売ること
どれもジャンルは違っても同じ土俵にいる仲間です。
それを見つけられた時の喜びは大きく、
自分の身を置く世界を共有できる安心感として
心が静かに教えてくれる気がします。

そんな素晴らしい時間でした。
佐藤さん、ありがとうございました。
また来年、飲みましょう!



山田農場について

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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