FC2ブログ

ヤギ山通信 その243 個性

DSCN0024_R.jpg
もうすぐ10月・・秋から晩秋へ向かう時期。
今年の露地野菜はなかなか苦戦したけど、
家庭の食卓には載り切らないほどの収穫はありました。
ただ、トマトはソースにするほどは採れず・・残念。

DSCN0017_R.jpg
毎年色々と課題をもらい、来年のことをもはや考え始めるのが秋。
それでも、個性豊かな畑からはいっぱい収穫があります。

DSCN0019_R.jpg
4種類のササゲ、在来種の人参2種。

DSCN0020_R.jpg
在来種の白カブと赤カブ、大根。
それから、雑草に埋もれ、掘り起こすのがやっとのじゃがいも。
全部の収穫はまだ先、11月頃ですが、
食べる分だけ採ってきては食卓へ。

カブはカブでも、葉っぱばかりが立派なもの、
実が大きく締まっているもの、
今は小さいけど、雪降る頃に丁度食べ頃になるもの、
甘いもの、辛いもの、柔らかいもの、筋っぽいもの。
畑の土も部分部分で住んでいる小さな生き物が微妙に違い、
土も微生物も、野菜たちも、様々。
おんなじじゃない、みんな違う。

DSCN0069_R.jpg
だったら違っていいし、比べるものでもないのかもね。

自分たちがどうしたらいいか、考える時も、
何が正しくてとか、周りがどうとかより、
どうしたいか、どう進んでみたいか・・なんじゃないかな。

DSCN0071_R.jpg
この3兄弟、それぞれクラスで一番チビ。
でも、こんなに元気・・(笑)!
体も心も、子どもらしく、その子らしく、元気でいられるように、
個性豊かな畑の土や野菜たちの様に、
自分で考え、選んでいけるように、
いつか大人になったとき、また元気よく「らしく」いられるように。

そのお手伝いがしたいです。
そのためには、よく観察することが大事・・なのは作物。
じゃあ、子どもは?
やっぱりおんなじなのかな。



ヤギ山通信 その242 自然なお酒は「百薬の長」

  DSCN0046_R.jpg
 (※↑写真はイメージです)
また酒ネタですが・・(笑)。
本当に「長生きしそうなパック」です。
本来の「発酵食品」の意味をチーズを通して知りたい、
知ったことを形にしたい・・そう思ってチーズ造りをしていますが、
それを更に皆さんと共有したくてコラボセットなどを
提案させていただいています。
その第2弾です。

憧れの寺田本家さんの自然酒を・・
以前から販売させてもらっていましたが、
特に「むすび」と「醍醐のしずく」を今回お勧めしたく、
セットにしています。

題して・・
「Let’s Go Go!長生きセット!!」(※イメージです)
  
~ 自然なお酒は「百薬の長」!寺田本家の自然酒を楽しもう!~

〈セット内容〉 ・山羊のチーズ2種:ガロ、テラサワ(ハードタイプ)
        ・おおば製パンさんの長生きしそうな天然酵母パン
  ・寺田本家自然酒2種:むすひ(発芽玄米酒)
                   醍醐のしずく(菩提酛仕込み)
        ・coneruの酒かす(自然酒の酒粕)クラッカー                                             
〈お値段〉  5500円 (税込・送料別)

〈発送日または受取日〉  10月12日、26日(お選びください)

☆ 限定20セットです。予約受付中、お早目に!
☆ 送料、お支払方法、お受け取り方法などはお問い合わせください。
☆ 自然酒を山田農場セレクトのナチュラルワイン1本(3000円台)
  に変更可能です。ご相談ください。
☆ 箱の余裕部分で同梱可能なものもあります。
  せっかくなので他にもこれ!というものがあればご相談に応じます。
 (例:醤油、みりん、有機茶、OGコーヒーなど)
 
DSCN0042_R.jpg

寺田本家さんのHP
こちら

というわけで、実は大真面目な発酵食品コラボです(笑)!
よろしくお願いします!

ご予約、ご連絡先は山田農場まで。
0138-67-2133
090-6263-7896
yamada_noujou@ybb.ne.jp
FBページ: 山田農場チーズ工房

ヤギ山通信 その241 男前なパン

DSCN0013_R.jpg
最近、ヤフオクデビューしました(笑)。
もう手に入らないと思っていた、このpeaceオーブン。
ガス台に据え置きの、昭和レトロなオーブンです。
探して探して、発見!

ついに購入し、ユウサクパンはフライパンからオーブンへと進化・・

DSCN0014_R.jpg
今まで通り生地を仕込み、焼いてみたところ・・

DSCN0064_R.jpg
マジ男前じゃん!!

DSCN0065_R.jpg
中の気泡もいい感じです。
「マジ、これ、売れるんじゃね?」(=゚ω゚)ノ

朝のパン焼きを夕方に焼き上げることにしてみました。

DSCN0066_R.jpg
これが元タネ。
一度取り忘れてしまったことがありましたが、
また小麦粉と水だけで起こし直し、1週間くらいで活性が戻りました。
なんせ乳酸菌の多い我が家です(笑)。

DSCN0016_R.jpg
ある人がユウサクに
「ドライイースト」って知ってる?って聞いたところ、
「なにそれ?」って言ったそうです。
まあ、「知っとけよ!!」とも思いましたが・・・・

でも、粉と水と塩があれば、パン出来るんですよね。

DSCN0018_R.jpg
そんな男前なパンを焼いちゃってくれているけど、
なかなかにのんびり屋のユウサク・・

DSCN0021_R.jpg
地元の中学校をお休みし、フリースクール(七飯)に通うことに
なりそうです。
入学から半年、夏休み明けに自分から話してくれました。
「学校を休みたい。。」
そうか、そう思ってたんだ、そう感じたんだね。
自分の言葉で、ゆっくりゆっくり話してくれたユウサク、
あの時間は、忘れられない時間になりそうです。

DSCN0022_R.jpg
フリースクールは一つの選択肢。
どうするかはユウサクが決めることだけど、
自分で選択する、新しい挑戦。
母ちゃんたちは応援してるよ、男前、、!!

山田農場チーズ工房FBページ

管理者不在になっていたFBページを、
友人に頼んでやっと復活させました。
ほとんどがブログとの連携ですが、
コメント返信もできるようになります。
どうぞよろしくお願いします。
(個人ページは作っていません)

https://www.facebook.com/yamadanoujou/

ヤギ山通信 その240 北海道胆振東部地震

9月6日、早朝3時過ぎ、突然の揺れ。
細かい揺れが来たかと思うと、ガタガタと音が聞こえるくらいの
連続した揺れ・・携帯の緊急地震速報・・
子どもたちもみんな起きてきて、何となく尋常じゃない空気を
感じました。

すぐにパソコンを開き(この時点では電気が来ていました)、
震源の位置を知りました。
その後すぐ停電。
5時ころまで仮眠して朝仕事のために起きました。
周囲を確認したところ、特に被害もなくホッとしました。

うちに手回しラジオがあったことを思い出し、
すぐに充電してラジオを聴き、
北海道全体がブラックアウトに陥ったことがわかりました。
というか、厚真が道内最大の火力発電所で、
そこが壊れた場合、どうなるかということも今回初めて知りました。
携帯も繋がらなくなりましたが、そのまま丸2日間停電の後復旧。

未だ厚真町、安平町付近の人たちは電気どころかライフラインの復旧のめども立たず、
暮らしそのものが途絶えている状態なのではと思うと心が痛みます。
一日も早く、被災地の方々の暮らしが戻ることを祈ります。

たった2日間の停電でしたが、この時に感じたことなどを記録のために
ブログに書こうと思いました。
長いけど、読んでください。

1日目の午後、大沼の市街まで繰り出し、明かりの点らない信号機、
街灯、物のないコンビニ、並んでも10ℓ給油制限のスタンド・・
色々見てきました。
たった半日で、スーパーからは物が無くなり、
流通が途絶えていく不安がそこにはありました。

DSCN0031_R.jpg

夜、本当に綺麗な星空を見ました。
どこも停電していて、いつもとは全然違う夜空でした。
全てが新鮮で、目と鼻が懐かしい記憶でいっぱいになりました。
学生の頃、3000m級の北アルプス縦走中に見た星空、空気・・
それに似ていました。

DSCN0036_R.jpg
(ランタンのあかりの中、カードゲーム)

翌日、停電が復旧し始めた地域があり、もうあの夜空は消えていました。
真っ暗な我が家で、明日も電気が無い生活を考えたとき、
初めて今までのチーズ造りが「甘かった」と感じました。
(↑ケイスケ談)

DSCN0033_R.jpg
(夕方、家の中は暗いので、外でギター練習)

2011年、3月11日の大地震以来、
自然な温湿度による熟成庫作りを始め、
「ここの環境にあった、できるだけエネルギーを使わないチーズ造り」
を探求してきました。でもそれは、
あくまで想像におけることであって、想像は現実を越えられないことを
今回初めて知りました。
頼りすぎていたものから引き剥がされた時の喪失感のあと、
非現実が現実になったとき、初めて想像の壁を超えることが
できました。

DSCN0030_R.jpg
(電気が無くて一番心配だったこと・・ヤギ達の脱柵と熊)

まず、停電が長引く恐れがあったので、
冷蔵庫にあったチーズはすぐに包装を解き、
地下熟成庫と地上の常温熟成庫へ振り分け
(どちらも電気を使っていません)
搾乳は手搾り、チーズ造りも電気は使わないので、
ヘッドライト一つのみつけるだけで作業は済みます。
ただ、これが本当に長期化した場合、猛暑だった場合、
乳量ピーク時だった場合など・・・
その時その時の対応ができたかどうかまでは
正直わかりません。

DSCN0029_R.jpg
(うす暗くなってから、爆竹を鳴らしに山頂へ・・熊対策)

ただ、暮らしにおいては、多少不便なくらいで、
燃料や食糧備蓄、野菜の確保(畑に行けばある)は
1か月くらいは全く問題なく、
家の方はのほほんといつも通りでした。

チーズに関しては、施設的にも流通の面においても
更に想像を超える現実的な発想が必要でした。
また、自分たちが思っていた以上に
今の社会が常に不安定な状態の上にあり、
脆弱な土台はすぐに打ちひしがれてしまうことを
見せつけられ、現実(日常)と非現実(非日常)は
背中合わせなんだということを改めて思い知らされました。

DSCN0044_R.jpg
(外のが明るい!!)

ただ希望だと思うのは、そこに気付ける、
この一瞬一瞬の非日常だと思うのです。
全て電気が消えなければ、あの星空には出会えなかったように、
苦難の中、日常では見られない景色に
何か揺り動かされるものがあるとすれば、
その心が教えてくれるものに素直に導かれても
いいのではないかと・・
ランタンの明かりの中、ゆらゆらする炎に
眠気を誘われながら考えていました。
そして電気が付き、私たちの日常は現実へと戻りました。

まだ被災地の方々は、いつ日常に戻れるかも
わからない日々を過ごしていることと思います。
また、西日本豪雨や台風の影響で、まだ長期停電が
継続している地域の方々、日々の暮らしが非常に困難な
方々も沢山いらっしゃいます。
個人の暮らしを災害が直撃した場合には、とても個人レベルの
備えだけでは太刀打ちできません。
行政レベルの救済と、暮らしや命の保障を
一日も早くお願いしたいです。
そういうところにお金を使ってほしいです。

また、電気や水がない生活をした時に感じる不便さと違和感、
脆弱な社会の土台に感じる不安を、これからどうやって
乗り越えていくべきかを、自分の事としてすぐにでも
考えていかなければいけないときに来ていると
強く強く感じます。
ライフラインが戻っても、常に隣り合わせにある災害。
まだまだやれることは沢山ありそうです。
それぞれの立場で、できることを一緒に考えていきましょう!




山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
記事のカテゴリー
カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
リンク
QRコード
QR
検索フォーム
RSSリンクの表示