ヤギ山通信 その33 手のかかる子

みそ、脂、堆肥、子山羊_R
小さく産まれた2頭の子山羊たち。
うちの中へ入れて、ストーブの脇へ。
そして頻回哺乳でだいぶ大きくなった。
それでも普通の子山羊よりひとまわり以上は小さい。
だからいっぺんに沢山飲めないから頻回哺乳となるんだけど、なかなか手がかかる。

ペットボトルの口に付ける、山羊やヒツジ用の乳首があるので、それを付けて哺乳する。
時間がかかるから、哺乳しているとうとうとしてくる母ちゃん。
そこへすかさずハルサクが入り込んでくる。
そして私のおっぱいへぶら下がる。
子山羊へ哺乳しながら、わが子へもおっぱい。
母ちゃんはいくつおっぱいがあるんだろう(笑)。

2ヶ月ほどで子山羊たちは離乳する。
ハルの卒乳はいつかな~・・。
まあ、でも手のかかる時期ほどかわいいよね。
今だけだもんね-。

ヤギ山通信 その32 早春の農場といえば・・

みそ、脂、堆肥、子山羊 002_R
味噌作り!
毎年3月上旬に作ります。
3年熟成させるので、塩加減は大豆の20%、今までこれでいいあんばい。

みそ、脂、堆肥、子山羊 003_R
豆の気持ち(?)を考え、機械は使わずすりこぎでつぶす。

みそ、脂、堆肥、子山羊 005_R
あらら、ふるちん。
最近は服も着ないハルサク。自分から裸育児になっちゃた。

みそ、脂、堆肥、子山羊 007_R
石鹸用の豚脂(あかり農場)を切るコウサク。

みそ、脂、堆肥、子山羊 008_R
兄ちゃんが切った脂を袋に入れて・・

2012 初冬 003_R
鍋でぐつぐつ煮て、精製するとラードになる。
これを石鹸で使う。(牛脂も同じ)
もちろん料理にも使う。
サラダ油よりはずっと体にいい。揚げ物もすっきり美味しい。
キッシュやタルトの台に、クッキーに、バターの代わりに使っても全然気にならない。
ラード、おすすめです。

みそ、脂、堆肥、子山羊 009_R
これはみりん。
佐々木十美さんの講演会の後、自分で作ってみた。
6ヶ月後が楽しみだなあ。

みそ、脂、堆肥、子山羊 011_R
春とはいえ、まだ雪深い山。
それでも堆肥をほじくると小さな生き物たちがちゃんと生きてる。
アースワーム。みみずたち。

みそ、脂、堆肥、子山羊 016_R
堆肥で何をしてるの??

みそ、脂、堆肥、子山羊 012_R
これ、母ちゃんの仕事。
毎日少しずつ、堆肥を放牧地に運ぶ。
大型機械が入れない、不便なわが家の放牧地。
雪がある間に、ソリでひたすら運ぶのです。
この間、父ちゃんはひたすら薪作り。
雪が溶けたら、私も手伝います。

みそ、脂、堆肥、子山羊 017_R
子供たちはバケツとスコップをもって、ミミズ取り。
鶏にあげるそうな。
ありがとう、卵になってかえってくるよ、きっと。

みそ、脂、堆肥、子山羊 018_R
いよいよ始まった山羊の出産ラッシュ。
搾乳と哺乳の千本ノック。
どれがどの子で~・・この子は飲まして、この子はまだで~・・
あーー、母ちゃんの頭はすぐにこんがらがるさ。
山羊のチーズ作りも始まっています。
3月下旬頃から販売予定です。
早く食べたーい!!

みそ、脂、堆肥、子山羊 013_R
ちょっと弱く生まれた子は、こうやってストーブの横で完全看護。
こういう時は、超過保護にいきます。
人間の赤ちゃんのように、鳴いたら哺乳、起きたら哺乳(1日くらいだけど)。
その脇で昼寝するうちの子。
どっちもかわいいな~。

みそ、脂、堆肥、子山羊 014_R
「ずっとずっといっしょだよ 宮西達也」を読むこどもたち。
春って忙しいけど、みんなが同じ事を一緒にできることがいっぱいあっていいね。
これからいそがしくなるよ~、たのむよ~!


ヤギ山通信 その31 冬のある日 その2

冬のある日 001_R
ある冷え込んだ早朝に小さな声が聞こえた。
月明かりがまだ明るい午前4時。
やはり生まれていた、ちいさないのち、ふたつ。
母子共に元気でホッとする。

しかし、マイナス10度近く下がっており、母親のヒツジはとても子育てが下手なヒツジなのはわかっていた。
昨年は母親に預けて2頭とも死なせてしまったからだ。
可哀想だけど、離すことにした。
暖かい保温室を作ってそこに入れ、初乳を搾ってほ乳瓶で飲ます。
こういう時だけは、動物との共働育児になる。

数日後、弱く生まれた1頭は死んでしまった。
しかし、残った子は元気いっぱいで、スクスク大きくなっている。
死があり、でも生もある。

これから山羊の出産ラッシュが始まる。
また生も死もあるだろう。
その中でみな生きていく。

冬のある日 005_R
さて、薪ストーブの上でパンを炙って朝食。
自家焙煎のコーヒーと、自家製の野菜ペーストとジャム、サラミ、チーズ。
七飯のリンゴ。
毎日のわが家の朝食。いつも同じ。でもいつも同じがいい。

冬のある日 003_R
たまには女の子と遊ぶ。
「コウサク、口の周りきたなーい!」(女の子①)
「ほんとだー、きたなーい!きたなーい!」(女の子②)
2対1でコウサクの負け。
よほど気にしたのか、最近では食後にキレイに口を拭くようになった。
女の子威力はスゴイ。

冬のある日 004_R
春だね。
少し堅雪になってきた。
こうなると山を歩けるようになる。
山の上までソリを持って、滑って降りて来ることができる。
雪の上を歩いて森に入り、木を切り出す、次の冬に備えた山仕事がもう始まる。
小さないのちに出会う日々、春のチーズ作り、冬のための薪作り・・
山の農場はもう冬の眠りから覚めている。
暖かい春の陽が待ち遠しい。

山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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