ヤギ山通信 その125 訳ありハンバーグ

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超久しぶりのハンバーグ!
キャベツをたっぷり混ぜ込み、
パプリカ、クミン、ちょっぴりカレー粉をきかせ、
アジアンなハンバーグ。

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卓上の七輪で焼きます!
うまそ~な匂い♥

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「いただきます。ありがとうタッツ。」
そう、このタッツというのはうちで働いてくれた種オス羊くんなのです。
任期を終え、今年ありがたくわが家の大事な食糧になりました。
でも、実は種オスというのは結構においがきつく、
羊飼いはだれも「食べない」そうです。
うちでも初めて。
仕上げを工夫し、「何とか食べられますように・・」って祈ってみたら
これがまた美味しかった!!
半分はお世話になっている肉好きの酪農家さんへ。
残り半分を、わが家で食べることにしたのがこの訳ありハンバーグだったということです。

あまりにも美味しいので、友人が集まった時に持っていったら
大変喜ばれ、あっという間になくなる人気。
食わず嫌いはいかんね。
ありがたく最後まで食べて、初めて動物たちに感謝できる気がする。
ほんとに美味しかった。

わが家では、12月にいつも感謝祭をします。
搾乳を終えたヤギやヒツジをお肉にし、
子どもたちは学校を休んで解体を手伝い、
ソーセージや保存食を作ります。
大人は朝から飲みつつやります(笑)。
今回はタッツだけ少し早くお肉にしたのですが、
タッツのお肉も残りはそぼろにしてビン詰めにし、
冷蔵庫や冷凍庫を使わず保存できるものにしました。

感謝祭までもう少し。
もう予定しているヤギやヒツジたちに毎日ご飯をあげながら、
心の中で「ありがとうね」とつぶやきます。
そのうちの1頭は、私たちにとって思い出深い山羊でした。
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カチョ。9歳。
一番うちで働いてくれた優秀な山羊。
メスもたくさん産んでくれた。
おとなしくて、人懐こくて、頭がよくて、乳もたくさん出してくれた。
やっぱり歳になり、もう来春のお産は無理だと判断し、
種付けをやめた。
忍びないけど、元気なうちに食べてあげたい。
「ありがとう。忘れないよ。美味しく食べてあげるからね」

それは残酷なことではなく、むしろ清々しい気持ちです。
心を澄ましてお神酒をし、手を合わせいただきます。
そして最後に思うのです。
「さすがカチョだわ~!」



山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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