ヤギ山通信 その158 心が揺さぶられた写真

束の間の晴れ間。
いつもと違うアングルからの写真。
(仙台の佐藤商店さん撮影)
青空にグッときちゃって送ってもらいました(笑)。
長い長い梅雨明けはもうすぐかな。
待ち遠しいです。
さて、本題の写真はこちらでした。


うちのチーズの常連さんの同級生ということでご紹介いただいていて、
このチラシを見たときから行きたいと思っていました。
そして先日、雨だったのでみんなで見に行くことができました。
上のチラシ表は和歌山ですが、函館では7/22~27。
この後札幌で8/2~7日。
横浜で8/30~9/4。
館内の写真撮影は全てOKで、「ご自由に」と書いてありました。
カメラ持っていなくて記録できずだったのですが、
中筋さん本人と出会えたこと、
展示してある写真に圧倒されたこと、
そして心が揺さぶられてしまい、
「ああ、今日来られてよかった」
そう思えただけで十分でした。
チャルノブイリから30年。
福島の原発事故から5年。
その対比と、風景が教えてくれる意味。
それでも植物たちは大地を覆いつくす。
その土地を浄化しようとするかのように。
「人間の勝手」は、もうこの辺でやめて、
自然の仲間たちと手を携えて生きることを
考えたらどうだろう。
きっと大地はこうやって迎えてくれるんじゃないだろうか。
チェルノブイリ半径20キロ圏内に残った老婆の写真が印象的だった。
収穫したジャガイモを手に、澄んだ青空を仰いで微笑む姿。
この人たちは「豊かな経済」なんて望んでいるわけじゃない。
暮らしていけるだけの畑と家があれば、
きっと幸せなんだ。
美しすぎる村の木々と空が忘れらない。

「旅のお供にチーズを・・」
と立ち寄ってくれた中筋さん。
ありがとうございました!