ヤギ山通信 その88 「牛と暮らした」No.2 なぜ山羊か??

2012春 002_R
「牛を飼ってチーズ農家になる」・・はずだった私の夢。
なぜ山羊が?・・という質問をよくされるのでここで少し。
ケイスケが山羊が好きだったこと(小さい頃飼っていたらしい)、
牛を飼い始める前にチーズがないと困るので、
仮住まいでも飼える山羊を飼おうということになったこと。
そのおかげで、農場開拓中、仮住まいで飼っていた3頭のヤギたちから
私たちのチーズ作りはスタートする。

山羊チーズ 002
その山羊チーズの美味しいこと!!
輸入の状態の悪い山羊のチーズを食べてから、
山羊に対しては二の足を踏んでいた私は、
目が覚める思いで毎日チーズを食べた。
仮住まいで朝・晩搾乳し、家でチーズを作り、その辺で干してポリポリ食べた。
本当に美味しかった。
このチーズがあればどこでも生きていけると思った(笑)。
そして山羊は素晴らしい生き物であることを教えてくれた。

クロの解体、味噌作り、早春 006
その一つは季節繁殖であるということ。
これはヒツジも同じ。秋に発情が来て、オスに種付けしてもらえれば
妊娠期間5か月を経て春には出産し、ミルクが得られる。
うちのサイクルで言うと
3月(出産)→4月(チーズ作り・放牧スタート)→5~9月(放牧最盛期)→10月(発情・種付け)→12月(搾乳・チーズ終了)→1~3月(乾乳)・・
という感じ。
季節繁殖の最大のメリットは、植物や動物のエネルギーの高い時季にチーズ作りが出来るということ。
そして冬には必ず乾乳期に入るので、乾草や山草をあげてのんびり畜舎で過ごせばいいし、
チーズ作りはできないけでど冬には余計なエネルギーを使わなくて済み、
そして収入は減るけど休みが出来る(笑)。

秋の開拓 2014 005
そしてもう一つは、山羊は山の放牧や野芝主体の放牧地への適応力が非常に高い。
その能力は牛と山羊を一緒に山へ放牧してみてよくわかった。
オスの飼育も容易。
牛のオスは体重1トン近くにもなり、大変危険だし、今はほとんどが人工授精。
山羊のオスは臭いこそキツイけど子山羊のうちから手をかけて育てるからとても温厚。
山羊恐るべし、そしてステキ!

ブルーベリー 005_R
さてさて、山田農場開拓話に戻るとしよう。
畜舎を建てた後、ブラウンスイスの仔牛3頭を導入し放牧。
2年後にチーズ工房をスタートさせる予定(出産する予定)で飼い始めた。
ところが2年後、牛が出産してから色々と困難が待ち受けていた。

※「牛と暮らした」No.3へつづく・・

コメントの投稿

非公開コメント

山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
記事のカテゴリー
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
リンク
QRコード
QR
検索フォーム
RSSリンクの表示