ヤギ山通信 その91 「牛と暮らした」No.5 さあ、また始まる!

初夏の放牧とウォッシュ 002_R
今朝、メイが富良野へと旅立っていった。
不安そうなメイ。
大丈夫、向うにはメイの娘、サンもいるよ。
2頭でゆっくり過ごせる牧舎があり、サンタの様な優しいおじさんが大事にしてくれるからね。
春になったらまた外でのんびり草を食べられるようにしてくれるからね。
私たちは安心してメイを見送った。
子どもたちも起きて来て、サンタのくれたブーツを履きながら、
一緒に見送った。
「ちょっと泣きそう、寂しいな」と次男が言った。
「泣いてもいいよ。でも大丈夫、メイはきっと幸せになるよ」
メイを見送って、家に入る前に、ふと空を見上げた。
チラチラ降っていた雪がやんで、青空が見えた。

冬休み 2014 002
「さあ、また始まる、始めよう!」
そう思った。
心にぽっかり穴が開いてしまうんじゃないかという心配は
不思議とどこかへ飛んでしまっていた。
新しい山田農場は目の前にあって、もうあれやこれやとやるべきことが転がっている。
ああ、また始まるんだなと思った。
山羊やヒツジたちのお腹には、もう新しい生命が宿り、
春の芽吹きを待つ生命たちと共に冬の下でゆっくりと育っている。

来年からは新しい山の放牧地へと動物たちを放牧し、
新しく作った採草地で自給目指して自分たちでも採草し、
堆肥も3,4年寝かせたものを、うちや仲間の畑で使うようになり、
ブドウや果樹を育て、更に新しい展開、そして新しい課題・・

こうやって道が開けたのも牛たちのおかげだ。
そして来年からは山羊とヒツジのミルクをブレンドし、チーズを作る。
できるだけ自然に寄り添い、土地の個性を反映した活きたチーズを作る。

さあ、また始まる、始めよう!(終)

※長らく牛のチーズを愛して下さった皆様、本当にありがとうございました。
最後に、本当に最高のトムが出来ました。
この味を私たちは一生忘れないと思っています。
(トムは在庫のみ販売し、1月中には販売終了となる予定ですので、
どうぞお早目に・・)
また、来年の3月頃から山羊とヒツジのチーズが始まります。
その時はブログ上でお知らせいたします。
それから、山田農場ではワインの販売も始めましたが、
できるだけ自然な造りをしたワインの造り手を選び、
山田農場のチーズに合うものを厳選しつつ、
ワインの販売もすすめて行こうと思っています。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

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山田農場について

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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