ヤギ山通信 その126 命の時間をもらうこと

原さん料理教室と山羊出産 014
(春の出産シーズン、3月の写真。産後の親子↑)

春は山羊たちの出産時期のため、嫌でも生と死に向き合うことになります。
その頃の私は、スイッチがON!になっており、
さまざまな命に向き合う覚悟で日々暮らしています。

そして冬になる頃、前章でもお伝えしたように、
感謝祭という形で命をいただく、家族総出の大事な仕事をします。
でも、出産や、お肉をいただくという、わかりやすい命との時間以外にも
私たちは常に命をいただくという時間を過ごしています。

それは、母親から分けてもらったミルクでチーズを作り、
それをいただくということもそうです。
だってそれはお母さん山羊の血液がミルクであり、チーズであるからです。
その血液はお母さん山羊の命そのもの。

人間の子どもたちだってそう。
お母さんの命である母乳をもらって大きくなったり、
お母さんが自分の命を生きている時間でご飯を作ってくれている。

命の時間をもらうということは、
それがまた誰かの命の時間になるんだなあって。
ぼーーっと考えてたら涙が出てきた。
ああ、命あることに感謝しなければならないなあって。

だから、感謝祭は自分の命を振り返る時間でもあるのです。

生かしてもらってありがとうと。

山羊の出産 2015 004


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「フツー」について

昨日、この夏に国会前でがんばったSEALDsとT-nsSOWLの若者の話を聴きました。「ボクたちフツーですから」という発言が耳に残りました。学校で生徒が「フツー」と言うと、ちょっとイラッとするのですが(言い訳じみていて)、昨日の「フツー」は説得力のあるリアルな「フツー」でした。
ふと「なぜボクは地理をやっていて、歴史はあまり好きでないのか・・・」という答えを見つけた気がします。地理では「フツーの人たちの、フツーの暮らし」を研究しています。歴史では「特別な人たちの、特別な出来事」を扱うところが肌に合わないのです。
もっとフツーを大切にしたいという思いが、ズーーーッとあるのです。山田農場の「フツーのくらし」は一つの目安として、これからもブログを見せていただきます。そして、一度は農場を訪ねたいと思っています。今後ともよろしくです。

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山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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