ヤギ山通信 その165 1年で一番早い時期・・開拓編

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秋が過ぎ去るのは早い。
道南は秋が長いと言われているけど、毎年ながら
あっっっという間に雪が降り始める・・(と感じる)。

秋のカラッとした晴れ間に干しておきたいものを干したり、
土の乾いているうちにやっておくことをカレンダーに書いていくと、
予定でびっしりになるくらい。
(写真は、5月に刈った羊毛。この時期にやっと洗い、干します)

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少し前の事ですが、野芝の種を取り、新しい山に蒔きました。
9月下旬ころまでに蒔くと、小さく発芽し根を張ることができます。
そして越冬し、その株は来年成長していきます。
うちの山は、日本の在来の牧草である野芝で覆われています。
3年前に地続きで放牧地にした隣の山は、だいぶ青くなってきましたが、
もう少し手を貸して、野芝に自然におおわれていくのを助けます。

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株で植えつけても、食べられてしまうので種で行きます。

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ハルサクも種まき。

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・・と思ったら、拾ったドングリを食べさせていました(笑)。

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山羊たちの足跡に落としていき、踏んでいきます。
土が柔らかい所は、バラバラ蒔いて、踏めばOK.

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こんな地道な作業で、見違えるほど素敵な山になります。
あと3年くらいかかるかな。

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この山の下の斜面には、ブドウを植えていきます。

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家の近くで育苗しているこのブドウの子たちが移植予定。

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10年経って、こんなに綺麗になった山。
10年前を知る人は、誰もが驚きます。
動物たちと、人間の共同作業で、開拓そして改良し続けたこの10年。
まだまだゆっくりと続いていきます。

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人が美しいと思う風景って、どこか懐かしい風景の時がありませんか?
山奥の田んぼとか、段々畑とか、防風林に囲まれた草地だったり・・。
人が自然とじっくり向き合い、何とか共存しようとして
少しづつ手を加えた土地なのかもしれないなって思いました。
きっとその気持ちが残ってるから、観た人が共感するのもあるかもな。

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山羊たちに囲まれたハルサク(見えないかな?)

さあ、次は「復活編」です。
10年近く耕作放棄地になっていた畑を借してもらえることになりました。
それを借りるまでにもひと騒動あったのですが・・
それも含め、また書こうと思います。
来年畑として使うため、今開墾です。
ひゃあ~、、また開墾じゃあ~!!

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景観と風土

ヨーロッパの景観、武蔵野の雑木林など人が手を入れた自然は、人が維持していかなければ、荒れ果ててしまいます。里山、里海と言いますが、田園や農村の景観にも人が責任を持つ必要があります。それは未来への責任でもあります。
ボクの朝食は、基本ドイツパンとバナナなのですが、ドイツパンってよく考えると牛の餌(大麦・ライ麦)と草の種なんです。ヨーロッパの食品の貧しさをあらわす豊かな食文化です。
山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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