ヤギ山通信 その166 1年で一番早い時期・・復活編

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ああ、なんて久しぶりのユンボ!
これは借り物ですが、農場の開拓当初は自前のユンボがありました。
小さいけど、人力をはるかに超えた能力を発揮してくれていました。

久々に乗るユンボに、ケイスケは嬉しそう。

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目的は、10年くらい耕作放棄地になっていた元水田の開墾。
ぱやぱや~っと(道南弁?)生えた木々をユンボで抜き、
道を整備したり、もろもろと。
意外と湿気ってなくていい感じ。

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全部で2反くらいかな。
段々畑だったので、上の方まで全部使えば1.5町ほど。
でも、もう雑木林になっているので、これはうちの薪取りように。
ありがたい。

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来年の春から使うために、今起こしておきます。

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二駆のトラクターでも、難なく起こせました。ほっっ。。

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この畑(元水田)は、農地です。
私たちは、今年の8月まで農家(農業者)ではありませんでした。
??と思うでしょ。
私たちは、この町に入植するとき、新規就農者として
認めてもらえなかったという経緯があります。
「チーズは農産物ではないので、あなたたちは農業者ではなく、
乳加工業者です」
という、訳の分からない理由で、農業者として認めてもらえませんでした。
10年近くも、農業の経験があったにも関わらず。

農業者でないと農地は借りられないため、原野を探しました。
そして今の土地と出会ったのです。
結果的には、この土地と出会えたことが良かった。

そして10年が経ち、また土地を貸してくれるという話があったとき、
そこが農地だったために、借りられないという問題になったのです。
耕作放棄地ですが、農地だと借りられない。
「どうしたら借りられるんですか?」と役場の農業委員会へ。
「農業者でないと、原則として借りられません」
「じゃあ、農業者にしてください」
・・というわけで、諸々の書類を提出し、
農業委員会の会議にかけられることになりました。

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そしてこの放牧地を見なし農地として認めることで、
「農業者として認めましょう」
ということになったのです。

「農業をやりたい」という前向きな気持ちがくじけそうになる、
今のこの日本の農地法。
でも、ちゃんと見ててくれる人はいます。
右手を挙げて、やり続けていると、
私たちが気づかない所でバックアップしてくれてる人が必ずいます。

現に、入植当時から知っている農家さんや、
食の活動を一緒にしている農家さんが後押ししてくれたそうです。
新規就農のマニュアル通りでなくても、
ちょっと遠回りになるかもだけど、自分らしいやり方で始められる形もあります。
色んな農業の形があっていいと思うし、
ぶれない信念があれば、活きるし活かされると思います。

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(ハルサクが持っているのは、カラカサタケ。美味しいよ!)

そんなわけで、長くなっちゃったけど、
この畑で更に自給率を上げるべく、来年も野良仕事満載です!


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祖父が農業委員でした。

TPPで農業利権の構造が崩れていくようです。農協や農業委員会の役割が弱体化して、株式会社の農地保有や営農が認められると、米国のアグリビジネスの巨大企業の土地買い占めが行われるのではないか?と心配です。安倍権力の弱い者には厳しく、強いものには優しい「政治」が成功されたら大変だと思ってます。“アベノミクス”から“アベズム”(安倍晋三ファシズム)へと移行しそうでいやぁ~な感じです。
地方創生と言って、地域つぶしを進めているこの国…、心配なことばかりです。退職金の一部を金貨に代えて「安倍NO!」の意思表示のつもりでいますが、購入時に消費税をとられるので頭にきます。

お久しぶりです

小松です。
お久しぶりです。
ここは、よく覗いて 皆さんの様子見てました。

農業ーー知らないことばかりです。
自分たちのために必要なものなのに
色面倒なことがあるのですね。でも、果敢に立ち向かう姿に拍手します👏

いつかまた、お邪魔しますよ〜(o^^o)
山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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