ヤギ山通信 その179 ヒツジは人を何度も温めてくれる

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ヒツジと暮らしてわかったこと。
ヒツジは温めてくれる動物だということ。
お肉はもちろん・・そしてその脂も。
食べても、スープにしても、とにかく体が温まる。
マトンだと脂も多くつくから、その脂も無駄にしないように・・
今回はその脂を精製し、石けんとローソクを作った。
石けんは、余計なにおいを加えたくなかったのでそのまま作ってみたら・・
やっぱりジンギスカン風な石けんに(笑)。
ローソクには少し精油を加えて匂いを抑えてみた。
教えてくれたのは、近所に越してきたキャンドル作家の友人。

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テーパーキャンドル。
ローソクの芯(綿)に、ちょっとずつ溶かした油をつけては乾かし、
太らしていく。エビフライみたい。
砂の上とかに立てて使うんだって。

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融点が低いので型に流しました。
精油を加えたので、ほんのりハーブのいい香り。
写真はないのですが、火を付けたらキレイにゆっくり燃えました。
意外にも、こちらはジンギスカン臭はなく(笑)。

キャンドル作っているときも、火を灯した後も、
なんだか心がふわ~っと温かく。
ヒツジたちの顔が浮かぶ・・。

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そして毎年冬の宿題・・?羊毛加工!
今年は、やっぱりまたフェルトに挑戦。

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いつもの羊毛作家の友人宅で朝からワークショップ!
さて何を作っているのでしょうか?

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今回は友人夫婦を連れて行ったのですが、
このヒゲさんは、ヒゲのような羊毛をきれいに並べてます!
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ある程度フェルト化したら、ハサミでチョキチョキ。

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先生のハサミ入れ一つ、これが自分でやると同じようにできないんだなあ。
ちょっとした手を貸してくれるところが実はポイントなんだと
後でわかる。

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これは母ちゃん作。だいぶいい感じになってきた。

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そして・・人生で初の自分で育てたヒツジから作った帽子!
温かく、軽くて丈夫。
これで100グラムの羊毛使用。
羊種は3種。
ポールドーセット、チェビオット×ジェイコブ、サフォーク。
うわ~、感動だわ。

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これはヒゲさんの。
このヒゲさん、陶芸家のため、メチャ芸術的。
初めて作ったとは思えない出来栄え。

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ヒゲさんの嫁ちゃんは、ベレー帽。
この人も焼き菓子屋。手先が不器用なのは母ちゃんだけ(笑)。
でもね、不思議。
帽子たちが、最初からその人が作った・・という雰囲気を
醸し出していて面白い。
やっぱり、人の手から生まれるものは、人の手の色をしているのね。

ヒツジって本当に温かい生き物なんだなあ。
これから毛も紡がないと。
糸にして、また温めてくれるものを編もう。
冬は「温かい」・・と思えるヒツジ。
夏には「暑苦しい」・・と思っちゃうけど北海道は冬が長いから
良しとしよう(笑)。


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羊の思いで…。

娘の小学校のときの自由研究で、牧場で貰った羊毛からフェルトをつくったのですが、先生の理解を越える“研究”だったようです。「この汚いの何?」と言われて泣いていました。そんな娘も毛糸編みで立体作品をつくる最底辺貧困アーティストをやっています。
山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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