ヤギ山通信 その⑫ スコップ1本で熟成庫を掘る!

熟成庫 026_R

昨年春から秋にかけて造った地下熟成庫。
重機のはいれない狭い場所だったので、スコップ1本と一輪車のみで広さ2×4m、深さ2m20の穴を手で掘り、砂利とセメントを自分で練ってコンクリートで壁を作り、電気を使わない天然の地下熟成庫を作りました。

作ろうと思ったきっかけは、やはり昨年の原発事故。
今までは、温度湿度を電気で管理する熟成庫を使っていました。
エネルギーについて改めて考えるきっかけをもらい、天然の温度と湿度に任せた熟成庫を作ることを決めました。

上の写真は熟成庫を作っている時に唯一撮った写真。
いつもそうなのですが、必死にやっている時って、写真を撮る余裕すらないんですよね。
ほとんど完成してから写真を撮っていなかったことに気づくわけです。

とにかく来る日も来る日も穴を掘り、来る日も来る日もセメントをねっている姿にはある種の感銘を受けました。
それもチーズ作りと農場の作業の合間を縫ってやるのだからその集中力もすごいものです。
自分の旦那とはいえ、惚れ直しました。(ホントーです)

熟成庫 032_R
これは完成後。
わかりにくいですが、下の扉の向こうにチーズが眠っています。

熟成庫とチーズ 004_R
今のところ、夏は14度くらい、冬は5度くらい。
熟成庫としてはなかなかの成績です。
そしてなにより、心地いい。
セメントに炭の粉も練りこんだり、炭埋の炭の効果もあるおかげだと思います。

私は3男の産後で何もできなかったけど、手伝いに来てくれたヒゲじい・ちーちゃん、それからいつもお世話になりすぎるほどなっている伊藤さん、知恵を貸してくれた望さん、本当にありがとうございました。

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山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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