ヤギ山通信 その196 夏の稔り・・そして祈り・・

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夏の稔り・・ベリーたち。
カシス、ラズベリーはジャムに。
まだわずかのブルーベリーはおやつに。

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草の中のズッキーニ。
毎日食卓にのります。

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新じゃがの収穫。

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今年は小芋の時期に雨が降らなかったせいか、
収量が昨年の半分くらい。
しかし・・旨い!
越冬イモの、芽が出まくったイモを、
「新じゃがが出るまでは!」と食べ続けていたのもあって、
新じゃがは待ちに待った夏の稔り。
掘り上げた後には、大根やカブを蒔き、
晩秋の稔りへと繋げます。

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今年初挑戦の紅花。その奥はエゴマ。
紅花は、花も実も使えるので、山形から種を取り寄せて
作ってみたけど、意外と丈夫で育てやすかった。
若芽も美味しく、レタスのような味。
花は、素晴らしく素敵な香り。
色々な効能があるようです。
新しい、ここの作物になりそうです。
キレイだしね。

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ここの地域で自家採種され、20年以上受け継がれてきた朝顔。
朝咲いて、シュッとしぼむ。
あれ、だから朝顔だよね・・と思いますよね。
今の朝顔は、昼間も咲いています。
そして自家採種しても、2~3年でうまく栽培できなくなります。
F1種なのです。

この朝顔の顔の中に、早朝忙しそうに出入りする蜂・ハナアブたち。
その姿を見ているとホッとします。
でも、その数は、ここ数年で激減している気がしています。
飛んでる虫が少ない・・
野菜はもちろん、花も、木も、色々な稔りに、
虫たちは絶妙なバランスで関係しています。
それを忘れた今、人間の都合だけの農業になってしまっています。
農業だけではありません。

近所でも、草地更新するために大量の除草剤をまき、
牧草を枯らし、その上に未発酵の堆肥を大量に投入し、
起こしてまた牧草の種を蒔いています。
そして再び雑草がはびこってくると、牧草が枯れない除草剤をまくのです。
そしてそれは、誰のご飯?
牛です。
ミルクを絞っている牛、お肉になる牛・・その御飯です。

ネオニコの被害はよく聞く話ですが、
最近知り合いになった「種牧夫」さんのブログがわかりやすいので、
参考にしてください。
種蒔く旅人

近くで養蜂をやっている農家さんの話だと、
蜂が弱って越冬できないそうです。
そもそも安全だと謳う農薬はどこから来たのか?
農薬だけでなく、同じように暮らしの中に入り込む、
合成洗剤や化学物質はどこから来たのか?
どれも戦争と繫がる事実ばかりなのです。

原爆を落とされながら、核兵器禁止条約に参加しなかった日本。
誰かの都合のために、私たちは生まれて、生きているのでは
ないとしたら、そのことの意味をもう一度考え直さないと
いけないときに来ているのではないかと思うのです。

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8月6日、9日、15日。
広島、長崎の原爆投下時刻、
そして終戦記念日。
近くの大信寺さんの鐘をつきながら祈ります。

原爆は落とされなくてもよかったはずのものでした。
それが落とされたことの意味。
それによって失われた、罪のない、おびただしい数の命。
生き残った命。
今につながる言葉。

失われた世界は取り戻せない。
蜂たちにそう言われている気がします。

ヤギ山通信 その195 「風のたより」の田代陽子監督より・・

風のたより表_R
風のたより裏_R

先日、ドキュメンタリー映画「風のたより」の
田代陽子監督(ようこちゃん)から
鼻息交じりの興奮気味の電話が来ました。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017の、
アジア千波万波という部門での上映作品に選ばれたと。

その事の重大さがよくわかってない私は
ぽかんとしてしまいましたが、
よくよく聞いていたらすごい快挙だそうです。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017 HP

ドキュメンタリー映画を撮るものは、一度は選ばれたいと思う、
それくらい、素晴らしい映画祭だそうです。

ようこちゃん・・おめでとう!
3時間11分という、長編の「風のたより」。
この映画を撮り始めたときの彼女をよく知っています。
あのころの時間を共有できたのは、
私にとっても、貴重な時間でした。

色々あって、映画撮りながらも色々あって、
編集しながらも色々あって、
上映しながらも色々あって・・
でも、諦めなかったようこちゃん。
自分が信じることを、ぶれずに信じつづけた。

それが人の心に届くんだろうな、きっと。
ようこちゃんは映画を通して、
私たちはチーズを通して・・
共有できる世界は同じ・・でありたい。

風のたよりHP

ヤギ山通信 その194 暑中お見舞い申し上げます

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直売所前の白いクレマチスの花が咲くと、
夏が来たなあという感じになり、
あっという間に盛夏!
今年は10日間くらい真夏日が続きました。

暑い暑いと言っていても仕方ないので・・

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やっぱ水遊びでしょう!
でも物足りない・・

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やっぱり海でしょう!!
・・と、もう少しで夏休みだというのに、
「今、これだけ暑いんだから、今海でしょう!!」
と、いつも勝手な大人の解釈で、
学校さぼって海へ~~。
子どもたち、大喜び。当たり前ですよね(笑)。

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ここはうちから30分ほどで到着のマイビーチ。
海水浴場ではないけど、広~い砂浜、そしていつも貸切。
きっと少し先には潮流があるので、
いつも足が届くところでだけ遊ぶのですが、
あまり泳ぎが得意でない子どもたちは全然OK!

ちょっと肩までつかったら、あとは波打際でひたすら波と遊ぶ。

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そして、恒例のラーメン。
ここで作るのが恒例ですが、
海で食べるラーメンは格別うまいとか。
おにぎり2個もぺろり。

ギラギラと照りつけていた太陽も、
なぜかいきなり雨雲に隠され・・
雨がポチポチ降っていましたが、
それも心地よかった。

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心行くまで遊び、そろそろ帰ろうかと思っていたら、
沖の方で何かが跳ねて・・
「あっ!イルカ!!」
噴火湾にイルカが住んでいるとは聞いていましたが、
初めて見ました~。
カメラにも収まらないくらい沖の方でしたが、
3群ほど確認。
ジャンプしたり、魚を食べているのかひとところに居たり、
30分くらいで、別々の所へ去っていきました。
うわ~、感動。大人が一番興奮してました(笑)。
豊かだなあ~。

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さて、サボる前後にも、やっぱりきちんとお仕事。
働いてますよ~ちゃんと!(笑)

新しく借りた2反強の畑。
畑の特徴がまだわからないので、今年はほぼ豆を蒔きました。
大豆・小豆・くらかけ豆・黒千石・・いろいろ。
水田跡地なので、排水が心配でしたが、
少し小さいものの、しっかり成長してくれている様子。
小さな管理機で土寄せしました。
隣の畑には、これから秋まき小麦を蒔きます。

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そしてベリー摘み。
いつも夏休みにかけて収穫になるので、
手が増えて有難い。

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カシス。
熟したものから収穫していきます。

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ラズベリー。
半分くらいは子どもたちのお腹へ・・。

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色が淡いですが、ズッキーニ。
これからは毎日ズッキーニ。

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この色を見ているだけで、よだれが・・。
春の色、夏の色、秋の色。
自然や植物たちの色は美しい。

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農場のジャムも販売中です。

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これから夏休み。
2番牧草が始まるので、今年はどこへも行けないかも。
海に行っておいてよかった。。
それでも近くの川で遊んだり、一緒にご飯やおやつを作ったり・・
できることして楽しみたいと思います。
まあ、半分くらいは仕事になっちゃうかもだけど。

短い夏、そして夏休み、楽しみましょう!



ヤギ山通信 その193 お客さん

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わが家には時々、「お客さん」がやってきます。
それはチーズのお客さんであったりもするし、
「暮らしを共にする」お客さんであったりもするし、
「ゆっくり呑みたい」お客さんであったりもします。

今回の「お客さん」は、仙台の酒屋さんである佐藤商店さん。
佐藤さんのお店でもうちのチーズを扱ってもらっています。
今回もお泊りのはずが、牧草時期で多忙になってしまい、
泣く泣くお泊りはお預けに・・。
(絶対寝不足で、仕事にならなくなる・・)

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でも、お昼ごはんを一緒に食べたり、
チーズの話をしたり、
子どもたちと薪割りをしてもらったり、
遊んでもらったりして、楽しい時間でした。

佐藤さんちでも3兄弟を子育て中。
なので、手慣れたものです(笑)。

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佐藤さんと歩いた放牧地。

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天気は最高。
昨年も佐藤さん来訪時は快晴でした。
晴れ男だなー。

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あとをついてくる子ヤギ。

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ユウサクの向こうで、山羊が群がってるのは・・

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子どもたちが山桑の枝をゆさゆさしたんですね。
大きい子から小さい子まで群がって可笑しい。

忙しいと、ついつい後回しにしてしまうこういう時間。
「お客さん」のおかげで、良い時間が持てました。

来年は「絶対呑みましょう!!!」と大人同士は固く約束(笑)。
子どもたちとは、「また男同士で温泉入ろうな!!」と
熱く誓い合いました。
また来年。
でも、気持ちはとても近くなりました。
もうすぐ仙台にもチーズ届けますね。
ありがとうござしました。

ヤギ山通信 その192 牧草スタート!

バーディーくん 002
雨の多い6月・・何とか上がりました、1枚目の畑。
手作業なので、時間がかかります。
2日くらい雨に当ててしまったけど、
なんとかなりました。
というか、なんとかしました。

バーディーくん 003
小さい農機具のバーディーくん、今年も大活躍。
うちの2枚の畑が終わったら、隣町の農家さんの採草地で
アルバイトを兼ねての牧草作業。
ここでは普通にトラクターでの機械作業です。

そこで集草した牧草を買わせてもらっています。
うちは広い採草地や大きい機械を持たないので、
ありがたいです。
ここの農家さんとは入植当時からのお付き合い。
とってもとっても良くしてもらいました。

でも数年前、病気で社長さんは亡くなってしまいました。
(今は奥さんが後を引き継いでくれています)
本当に寂しくて、今でも社長さんの独特なしゃべり方が
忘れられなくて、いつもその辺にいるような気がして、
「おい、なにしてら~?(なにしてた?)」
という声が聞こえてきそう。

そんな風に、いつも誰かに見守られながら、
間違った方向に行きそうになったら、どこかで諭されている
気がしながら、気持ちよく生きさせてもらっています。

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それが子どもたちにも受け継がれているような気がして。
ちゃんと伝えていきたいです、そういうことも。

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自分たちで建てたお店。

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パンを焼いているんだそうです。

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あ、たまごやさんか(笑)。

そんなこんなで農繁期。
ご来場の際は、事前に必ずご連絡をよろしくお願いします!
山田農場について

山田農場

Author:山田農場
2006年から農場を開墾し、畜舎・住宅・チーズ工房などを自分たちで建てて、2008年からチーズの販売を始めました。山羊・ヒツジを放牧と地元で獲れる作物で育て、なるべく自然な飼い方で、なるべく自然なチーズ作りをしています。季節を感じ、土地の個性を感じるチーズを楽しんでいただけたら嬉しいです。また、自給自足が目標で、お金のかからない、できるだけエネルギーを使わない暮らしを目指しています。
カテゴリーにあるお店の紹介にはアクセス・営業時間など、チーズの紹介にはチーズの種類と価格など、ヤギ山通信には農場の日記を載せていますので、ご覧いただき、お問い合わせは電話・Fax・メールでお願い致します。

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